赤裸々告白。フィジー留学で気付いた自分の小ささと本当の幸せ

 

約、7年前のフィジーでの経験や暮らしは

今の私を作り出す出来事の

ひとつだったのかもしれません。

でもそれに気付くのはもう少し先。

 

こちらの時期は、

当時20歳から22歳くらい。

ずっとバスケットをやっていた私が

そこから解放され、

遊びに走ってみた時期でもあります。

それにしてもあまりにも自分本位すぎ

(反省)

まだお読みでない方はこちらからご覧ください。

赤裸々告白。コンプレックスの塊、人生のドン底を味わった私の過去

 


フィジーへの短期留学で気付いた
恵まれすぎた環境とちっぽけな自分


留学を決めた時は、地元にいるのが嫌で

現実から逃げていただけ。

 

ガムシャラに働き留学資金を貯めて

嫌なことを考える時間をなるべく避け、

周りには、

「英語を習いたい~」

「色々見てみたい~」

など綺麗な言葉を並べていましたが

本当の目的は何もありませんでした。

 

留学初日は知らない人だらけ。

英語を話し、言語も違う。

肌の色もお顔も見慣れない

自分より大きな人たちに囲まれ

こんなお家住めない!!!

 

という私の勝手なわがままや

慣れない環境と緊張。

さらに当時は直行便もなかった為、

20時間以上のフライトと

トランジット疲れで大泣き。

 

留学先の家族はみんなびっくり!

あたふたさせてしまいました。

 

でも、

そんな私を毛嫌いすることなく

笑顔温かく受け入れてくれた

ホストファミリー。

 

お土産で持って行ったクッキーを

大泣きする私に出してくれるほど

優しい方々でした。

 

その時でしょうか。

本当の意味で、

自分の小ささに気付いたのは。

 

フィジーという国は本当に

小さな小さな発展途上の島国です。

いわゆる貧しい国。

(今は経済も発展しているようですね。)

 

チョコレートやクッキーなどは高級品。

牛肉なんて食べられない、

もしくは飼っていた

牛や馬をさばいていただく、という

まるでタイムスリップしたような世界。

(それも飼うことが出来る裕福な家庭)

 

町全体の道路は整備されていなくガタガタ道。

バスには窓がなく走っている車も

レトロを通り過ぎボロボロ車。

ウォーターカット(断水)も当たり前で

電気は貴重品な物資のため

夜はロウソクを使うことも度々。

 

私がホームステイしたお家は、

トタン屋根で作られたような自宅で

洗濯はほぼ毎日

ママが洗濯板を使い手洗い。

洗濯バサミなどなく、

針のようなもので洗濯をとめるため

洗ったはずのTシャツやワンピースは

穴だらけシワシワ(笑)

 

夜中にネズミと遭遇・・

なんてこともあり

(心の中ではミッキーマウスだ!

と唱えていました。笑

そうでないとやっていけません。)

 

シャワールームには

男性の手の平サイズの大きなカエル・・

もう毎日が

サバイバルでデンジャラス(笑)

 

でも自然と

何が起こるかわからない毎日を過ごすことで

今まで狭すぎた視野が少しづつ広がり、

自分と他人の違いを理解し

許容できるようになっていました。

 

 

またフィジーでは2~3歳の小さな子でも

靴は高級品のため履いておらず裸足。

 

それでも老若男女問わず

ものすごくキラキラしたきれいな目で

毎日笑って過ごしているのです。

 

 

周りの留学生には、物騒なことや

危険な目に遭遇した方もいたようですが、

私が関わったファミリーや周りの方々は

本当にいい人ばかりでした。

 


日本に生まれたことでさえ
本当は幸せすぎること


 

”フィジ=楽園・リゾート地”

 

それは本当にごくわずかな地域のみ。

ローカルに住む人々の生活は

まさに発展途上国の現実を見せられた

そんな感じだったかな。

日本では考えられないような生活を

毎日送っていました。

 

ここフィジーの現地の方々の収入は

当時で日本の5分の1くらい。

 

どんなに朝から夜まで働いても、

家族を(日本基準の)満足に養えるのは

本当に一部のご家庭のみ。

というよりいないかもしれません。

 

アイフォンも知らなければ、

ネット環境も整っていません。

普通に働いていて留学ができるなんて

まず難しいでしょう。

 

ここで暮らしている人たちの悩みの根源は

 

『生きるか死ぬか』

 

大袈裟のように聞こえますが

本当にそのレベル。

 

貧困問題をはじめ、

生活環境も医療環境も整っていない環境なので

HIV問題や狂犬病問題も当たり前。

 

私と同世代、

もしくはそれよりも年齢の若い方が

売春を行うことで生計を立てている・・

なんてことももちろんあります。

 

日本で暮らしていた私とは

悩みのレベルが違いすぎて

衝撃を受けました。

 

住む場所があり両親がいること、

誰かを好きになる経験ができること、

毎日お仕事があることや

お給料がいただけること、

日本では当たり前のことが

場所を変えれば

【幸せすぎること】

に気付かされたのです。

 

 

この頃からではないでしょうか。

『本物の豊かさってなんだろう?』

と真剣に考えるように、

そして私の価値観が

少しずつ変化してきたのは・・。

***********************

 

当時の記憶を思い出しながらレポートしているので、

今、同じ場所に行ったとしても

感じることは全然違うのかもしれません。

 

でもあの頃の甘えん坊の私には

本当に全てが衝撃の日々でした。

 

それにしても

ネズミとシェアハウスしていたなんて・・

そう考えると、

もうやるしかない(住むしかない)と腹をくくれば

人は環境に馴染める生き物なんですよね。

人生って本当に面白い!!

 

今日もお読みいただき本当にありがとうございました。

私の赤裸々過去の告白は続きます^^

 

 

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